憧れのルクルーゼ。その鮮やかなカラーと可愛らしいフォルムは、キッチンを華やかに彩り、料理へのモチベーションを高めてくれます。しかし、高価な買い物だけに「本当に買って良かったのか?」と不安になる方も多いでしょう。
この記事では、10年間ルクルーゼを愛用している私が、その魅力とデメリット、そして後悔しないためのポイントを徹底解説します。私自身の経験から言えるのは、「高いけれど、買って後悔しない鍋」であるということ。使うたびに愛着が増し、料理の時間がより楽しくなりました。購入を検討している方は、ぜひ自分に合ったサイズとカラーを選び、ルクルーゼの魅力を存分に実感してください!
結婚のお祝いに頂いたのですが、とても可愛らしい鍋で、明るい色合いが料理をしていてテンションを上げてくれます。10年使っても色あせることなく、問題なく使えています。長く使えることも魅力の一つです。
ル・クルーゼのデメリット:購入前に知っておきたい注意点
魅力的なル・クルーゼですが、購入前に知っておくべきデメリットも存在します。長く愛用するためにも、以下の点を理解した上で購入を検討しましょう。
1. 重さ
ル・クルーゼの魅力はたくさんありますが、最大のデメリットとして「重さ」が挙げられます。鋳鉄製なので、どうしても重くなってしまうのです。
具体的に言うと、定番のココット・ロンドの20cmサイズは約2.8kg、24cmになると約4.2kgもあります。これは、水を入れたペットボトルが3〜4本分の重さに相当します。毎日使う鍋としては、少しずっしりとした感じがあります。
特に女性や高齢者の方にとっては、持ち運びや洗う時に少し負担に感じることがあるかもしれません。シンクからコンロへ移動したり、食卓に運んだり、洗う時の一連の動作を想像すると、重さが気になることもあります。
サイズが大きくなるほど重さも増していきますので、大きなお鍋はたくさんの料理が作れる反面、その分だけ重さも感じることになります。
対策
購入前に、実際に店舗で手に取って確認することをおすすめします。最近では、軽量化されたモデルも販売されています。重量が気になる方は、そういったモデルを検討するのも良いでしょう。店頭で確認できない場合は、製品の重量を調べて、他の鍋や身近なものと比べてイメージしてみましょう。

*画像をクリックすると楽天へ移動します
2. 価格
ル・クルーゼは、他の鍋と比べて 高価 です。
価格帯
サイズや種類にもよりますが、数千円で買えるような鍋ではありません。小さいサイズでも1万円以上、定番のココット・ロンド 20cm で約3万円、24cm で約4万円するものも珍しくありません。このように、価格は少しお高めです。
価格に見合う価値はあるのか?
高価な買い物だからこそ、「本当にこの価格に見合う価値があるのか?」「他の安い鍋でも良いのではないか?」と疑問に思う方も多いでしょう。この点については、「魅力」についての部分で詳しく話しますが、結論から言えば、その機能性、耐久性、そして料理の楽しさを考慮すれば、価格に見合う価値は十分にある と言えます。
購入前の心構え
ただ、高価であることは事実ですので、本当に必要かどうか、自分のライフスタイルや料理の頻度、予算などをしっかり考えてから購入することが大切です。
3. 衝撃に弱い
ル・クルーゼは、鋳鉄にホーロー加工を施した鍋です。ホーロー加工は耐久性に優れていますが、 強い衝撃を与えると欠けたり、ひび割れたりする可能性 があります。
ホーローの特性
ホーローは、ガラス質の釉薬を焼き付けたもので、美しい光沢と滑らかな表面が特徴です。しかし、ガラス質であるため、衝撃には少し弱いところがあります。
具体的な注意点
例えば、高いところから落としたり、固いものにぶつけたりすると、ホーローが欠けてしまうことがあります。また、急激な温度変化にも弱いため、熱い鍋をいきなり冷水につけたり、空焚きをしてしまったりすると、ひび割れの原因になってしまいます。
扱い方
そのため、丁寧な取り扱いがとても大切です。金属製の調理器具を使うと、ホーローを傷つける可能性があるため、木製やシリコン製の調理器具を使うことをおすすめします。
\鍋にやさしいシリコン製の調理器具/
4. 収納スペース
ル・クルーゼは、その丸みを帯びた特徴的な形状から、 収納スペースを必要とします。
収納の難しさ
特に、複数のサイズや種類を持っている場合は、収納場所に困ることがあるかもしれません。一般的な鍋のように重ねて収納することが難しいため、一つ一つにある程度のスペースが必要になります。
事前の確認
購入前に、キッチンの収納スペースを確保できるか確認しておきましょう。ル・クルーゼ専用の収納ラックなども販売されているので、必要に応じて活用するのも良いでしょう。

*画像をクリックすると楽天市場へ移動します。
ル・クルーゼの魅力:価格以上の価値を実感!
ここまではデメリットについて解説しましたが、ル・クルーゼにはそれを上回る魅力があります。ここでは、その魅力を デザイン性、機能性、料理の幅が広がる、そして長く愛用できる という4つの観点から詳しく解説します。
1. 圧倒的なデザイン性:キッチンを彩る、美しい佇まい
まず目を引くのは、その 美しいデザイン です。コロンとした丸みを帯びたフォルムと、鮮やかなカラーバリエーションは、キッチンに置くだけで気分を高揚させてくれます。
カラーバリエーション
定番のオレンジやチェリーレッドはもちろん、マットブラック、コバルトブルー、カシスなどのシックなカラー、近年では季節に合わせた限定色も出ていて、ピンクやグリーンなどのパステルカラーや、淡いグラデーションが美しいカラーなど、自分のキッチンや好みに合わせて選べるのも大きな魅力です。
テーブルウェアとしても活躍
その美しいデザインは、キッチンだけでなく、ダイニングテーブルでも映えます。ル・クルーゼは、そのまま食卓に並べても違和感がなく、むしろ料理をより一層美味しく、華やかに見せてくれます。テーブルコーディネートの一部として、色の組み合わせを楽しむこともできます。
豊富な種類
また、サイズや形も豊富で、定番の ココット・ロンド、楕円形の ココット・オーバル、魚料理や煮物料理、オーブン焼きなど幅広い料理に適した浅めの ビュッフェ・キャセロール、グリル調理が楽しめる グリルパン、ソース作りや一人分の調理に便利な ソースパン など、様々な種類が揃っています。
2. 優れた機能性
ル・クルーゼは、鋳物ホーロー鍋として 高い機能性 を誇ります。
熱伝導と保温性
厚みのある鋳鉄は 熱伝導率が高く、鍋全体に熱を均一に伝えます。そのため、食材にムラなく火が通り、料理を美味しく仕上げることができます。また、保温性にも優れている ため、料理が冷めにくく、余熱調理も可能です。弱火でじっくりと火を通すことで、食材の旨味を引き出し、煮込み料理などは格別の味わいに仕上がります。
ホーロー加工の利点
さらに、ホーロー加工が施されているため、食材が焦げ付きにくく、お手入れも簡単 です。使用後に、汚れがさっと落ちるので、毎日のお手入れも苦になりません。酸やアルカリにも強く、匂い移りも少ない ため、様々な料理に安心して使用できます。
炊飯にも最適
ル・クルーゼは、実は炊飯にも最適です。高い熱伝導率と保温性、そして重い蓋が、お米をふっくらと美味しく炊き上げてくれます。炊飯器とは一味違う、お米本来の甘みと香りを楽しめます。
3. 料理の幅を広げる:万能調理器具
ル・クルーゼは、煮る、焼く、蒸す、揚げる、炊く など、様々な調理法に対応できる 万能鍋 です。
マルチな活躍
例えば、ココット・ロンドは、煮込み料理はもちろん、パンを焼いたり、無水調理をしたり、ご飯を炊いたりすることもできます。グリルパンは、肉や魚を焼くだけでなく、野菜をグリルしたり、パエリアを作ったりすることもできます。
キッチンの整理整頓
一つの鍋で何役もこなせるため、いくつもの調理器具を揃える必要がなく、キッチンをスッキリと整理整頓 できます。また、シンプルなデザインなので、どんなキッチンにも馴染み、長く愛用できるでしょう。

*画像をクリックすると楽天へ移動します
4. 10年後も、その先も
ル・クルーゼは、適切な手入れをすれば、10年、20年と長く愛用できる鍋 です。
その耐久性の秘密は、厚みのある鋳鉄と、それを保護するホーロー加工にあります。鋳鉄は非常に丈夫で、熱や衝撃にも強い素材です。また、ホーロー加工は、錆や腐食から鋳鉄を守り、鍋を長持ちさせます。
ル・クルーゼで後悔しないためのポイント
ル・クルーゼを長く愛用し、後悔しないためには、以下のポイントに注意して、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
1. サイズ選び:使用頻度と家族構成を考慮
ル・クルーゼは、様々なサイズが展開されていますので、使用頻度や家族構成に合わせて最適なサイズを選びましょう。
一人暮らしや少人数の家庭
14cm、16cm、18cm などの小さめのサイズで十分です。
2~3人家族
18cm、20cm 程度が使いやすいでしょう。
4人以上の大家族や、頻繁に料理をする方
22cm、24cm 以上の大きめのサイズがおすすめです。
ポイント
「大は小を兼ねる」と言いますが、大きすぎる鍋は重くて扱いづらく、収納にも困ることがあります。また、小さすぎる鍋では、作りたい料理が作れず、結局使わなくなってしまうこともあります。自分のライフスタイルに合ったサイズを選ぶことが大切です。
2. カラー選び:キッチンとの調和と、自分の好み
ル・クルーゼの魅力の一つは、豊富なカラーバリエーションです。キッチンとの相性や自分の好みに合わせて選ぶことが大切です。
定番カラー
オレンジやチェリーレッドなどの定番カラーは、飽きが来にくく、長く愛用できるのが特徴です。
鮮やかなカラー
イエロー、グリーンなどの鮮やかなカラーは、キッチンを華やかに彩り、料理のモチベーションもアップさせてくれます。
シックなカラー
マットブラック、コバルトブルーなどのシックなカラーは、落ち着いた雰囲気のキッチンにぴったりです。
ポイント
毎日使うものだからこそ、自分の好きな色を選ぶことが大切です。しかし、あまりにも奇抜な色を選んでしまうと、飽きてしまう可能性もあります。キッチンのインテリアとの調和も考えながら、慎重に選びましょう。
3. 用途を明確に:作りたい料理をイメージ
ル・クルーゼには、様々な種類がありますので、購入前にどんな料理を作りたいかを明確にしておくことが大切です。
煮込み料理がメイン
煮込み料理を作ることが多い方には、定番のココット・ロンドがおすすめです。
焼き物がメイン
焼き物をよく作る方には、グリルパンや、底が広く浅めのビュッフェ・キャセロールが適しています。
無水調理やパン作りにも挑戦したい
無水調理やパン作りにも挑戦したい方には、蓋がドーム型になっているココット・エブリィがおすすめです。
ポイント
用途に合った種類を選ぶことで、ル・クルーゼをより効果的に活用できます。あれもこれもと欲張らず、まずは自分が一番よく作る料理に合った種類を選ぶことが重要です。
4. 予算と相談:無理のない範囲で
ル・クルーゼは高価な鍋です。予算とよく相談し、無理のない範囲で購入しましょう。
アウトレットやセールを活用
アウトレットやセールを利用すれば、通常よりもお得に購入できる場合があります。
セット販売もお得
いくつかの種類がセットになった商品も販売されています。単品で購入するよりもお得な場合が多いので、複数の種類を揃えたい場合は、セット販売も検討してみましょう。
ポイント
高価な買い物だからこそ、衝動買いは禁物です。本当に必要かどうか、予算と相談しながら、じっくりと検討しましょう。
5. 重さを確認:実際に持ってみる
購入前に、実際に店舗で手に取って重さを確認することをおすすめします。
特に女性や高齢者の方は注意
特に女性や高齢者の方は、重さに注意が必要です。毎日のように使う鍋ですので、無理なく扱える重さのものを選ぶことが大切です。
オンライン購入の場合
店頭で確認できない場合は、製品の重量を調べて、他の鍋や身近なものと比べてイメージしておくと良いでしょう。
ポイント
見た目だけでは重さは分かりませんので、実際に手に取って持ち上げてみて、その重さを体感することが重要です。
まとめ
ル・クルーゼは、高価ですが、その魅力と機能性は価格に見合うだけの価値があります。デメリットも理解し、自分に合ったル・クルーゼを選ぶことで、長く愛用し、料理の時間をより豊かに彩ることができるでしょう。この記事が、ル・クルーゼ選びの参考になれば幸いです。
そして、適切な手入れをすれば、10年後も、その先も、あなたのキッチンで活躍してくれるはずです。私自身、10年間愛用してきて、そのことを実感しています。ル・クルーゼは、単なる調理器具ではなく、料理の楽しさを教えてくれる、そして、食卓を囲む時間をより豊かにしてくれる、特別な存在です。
ぜひ、あなたもル・クルーゼのある生活を始めてみませんか?
コメント