12月1日から24日まで、毎日ひとつずつ扉を開けていくアドベントカレンダー。
子どもの頃はクリスマスを待ちわびる楽しみでしたが、今では“大人のための贅沢な時間”として愛されています。
なかでも、一流ブランドが手がける高級チョコレートのアドベントカレンダーは、ただのお菓子ではありません。
日々の暮らしに小さなご褒美をくれる、特別な存在です。
仕事の合間や家事のあとに「今日はどんな味に出会えるんだろう」と扉を開ける瞬間。
その小さなワクワクが、12月を特別な月へと変えてくれます。
今回は、ヨーロッパと日本を代表する9つのブランドから、手頃な価格帯から最高級まで幅広くご紹介します。
リンツ「リンドール ラグジュアリー アドベントカレンダー」
世界中で愛される、なめらかな口どけ
世界中で愛される、なめらかな口どけ
スイスの老舗チョコレートブランド「リンツ」。
高級感がありながらも手が届きやすい価格設定が魅力です。
煌びやかな赤いパッケージは、見るだけでクリスマス気分を高めてくれます。
中には人気のリンドールチョコが48個も詰まっており、12月1日からクリスマス当日までたっぷり楽しめるボリューム。
24種類の豊富なフレーバーで飽きない楽しさ
定番のミルク、ダーク、ヘーゼルナッツはもちろん、抹茶、ピスタチオ、チーズケーキ、バースデーケーキなど、個性豊かな味わいがずらり。
ペパーミントクッキークランチやファッジスワールなど季節限定フレーバーも入っており、毎日開けるのが楽しみになります。
繰り返し使えるボックスデザインも嬉しいポイント。翌年は小物入れやオリジナルカレンダーとしても使えます。
▼初めて高級アドベントカレンダーを選ぶ方にぴったりの一品です。
カファレル「チョコレートブック」
イタリア200年の伝統が紡ぐ絵本のような世界
1826年にイタリア・トリノで誕生したカファレル。
2025年版のアドベントカレンダーは、アンティークの絵本を思わせる温もりあるデザインが特徴です。
表紙を開けば、カファレルの仲間たちが楽しそうに過ごすクリスマスの風景が広がります。
ジャンドゥーヤ発祥ブランドの本格的な味わい
カファレルは、ヘーゼルナッツとチョコレートを練り合わせた“ジャンドゥーヤ”の生みの親。
可愛らしいホイルチョコが24個並ぶカレンダーは、まるでおとぎ話のページをめくるよう。
ナッツの香ばしさとカカオのまろやかさが広がり、エスプレッソやワインとも相性抜群です。
開封後は小物入れにも使えるため、見た目も実用性も兼ね備えた“大人のかわいさ”を感じる一品です。
▼ホイルチョコが24個並ぶカレンダーです
ブボ バルセロナ「アドベントカレンダー チョコレート」
スペイン発、芸術的なチョコレートの世界
バルセロナ生まれのブボは、まるでアートのようなチョコレートで知られるブランド。
ゴールドを基調としたデザインはジュエリーボックスのように華やかで、飾るだけでお部屋が一気にクリスマスモードに。
チョコロックやマンディアンなど個性豊かな24種類
カレンダーには、ブボならではのチョコロックやマンディアンなど24種類のチョコが詰まっています。
ナッツやドライフルーツの食感が楽しく、味わいは繊細かつ深みのある仕上がり。
一粒一粒がまるで芸術品のようです。
▼スペインの洗練された味わいを自宅で堪能できます。ギフトにも最適です。
ガレー「アドベントカレンダー」
ベルギー王室御用達の格式と誇り
1635年創業、ベルギー王室御用達の称号を持つ老舗ブランド「ガレー」。
100%フェアトレードカカオを使用し、味だけでなく環境や人への配慮も行き届いたブランドです。
日替わりで楽しむベルギーチョコの真髄
24個のチョコはすべて個包装で衛生的。
濃厚でなめらかな口どけと、カカオ本来の香りを楽しめます。
▼毎日ひとつずつ、ベルギーチョコの真髄を味わえる贅沢なカレンダーです。
カフェタッセ「ジュールグルマン カレンダー24P」
ベルギーチョコの多様な味わいを詰め合わせ
ベルギーの人気ブランド「カフェタッセ」からは、“美食の日々”を意味する「ジュールグルマン」が登場。
落ち着いたデザインのパッケージは、飾るだけでも上品な雰囲気を演出します。
ミルク、ダーク、ヘーゼルナッツなど定番フレーバーを中心に、24種類のチョコを日替わりで。
コーヒーや紅茶との相性も抜群で、午後のひとときを豊かにしてくれます。
▼ベルギーチョコの詰め合わせを、手頃な価格で楽しみたい方にぴったりのアドベントカレンダーです。
ラ・メゾン・デュ・ショコラ「カレンダー パリ エテルネル」
パリの永遠の輝きを表現した円形デザイン
フランスの名門ショコラティエ「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」。
赤とゴールドを基調とした3層の円形カレンダーは、パリの街のリズムを表現した芸術的なデザインです。
パリの職人が生み出す、本物の味わい
人工香料を使わず、パリの工房で丁寧に仕上げられたショコラは、口に入れるととろけるよう。
甘さ控えめで、コーヒーにも紅茶にもぴったり。
フランスらしい洗練と気品を感じる一品です。
ピエール・エルメ・パリ「カランドリエ ド ラヴァン シニャチュール ノエル」
「パティスリー界のピカソ」が贈る芸術作品
ブルーを基調とした引き出し型の箱を開けるたびに広がる、香りと色彩の世界。
チョコだけでなく、マカロンやサブレなど多彩なスイーツを楽しめます。
それぞれのスイーツに香りの魔法がかけられており、一粒ごとに異なる物語を感じられるのが魅力。
約17,820円と高価ながら、その満足度は別格です。
▼色彩豊かなデザインと多様な味わいを楽しめます
ピエールマルコリーニ「アドベントカレンダー2025」
ベルギー王室御用達の極上ショコラ
「Bean to Bar」の先駆者として知られるピエール・マルコリーニ。
緑を基調とした上品なパッケージは、アール・デコの香り漂うデザインです。
マダガスカルやペルーなど、世界各地のカカオを使った23種類のショコラを詰め合わせ。
▼産地ごとの個性を楽しめる、まさに“カカオの旅”のようなカレンダーです
ル ショコラ ドゥ アッシュ「アドベントショコラボックス」
日本のトップパティシエが手がける和の贅沢
辻口博啓氏が手がける「ル ショコラ ドゥ アッシュ」。
絵本のようなブック型の箱には、チョコレートやクッキー、抹茶や柚子のフレーバーが詰まっています。
和の素材を活かした繊細な味わいは、海外ブランドにはない魅力。
緑茶やほうじ茶と合わせても美味しく、贈り物にも喜ばれる逸品です。
日本のパティシエならではの感性が光る、他にはない特別なアドベントカレンダーを楽しめます。
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高級チョコのアドベントカレンダーで2025年を締めくくろう!
価格帯別で選ぶ、あなたにぴったりの一品
今回ご紹介した9つのアドベントカレンダーは、価格帯も個性もさまざまです。予算や好みに合わせて選べるよう、簡単に分類してみましょう。
エントリー価格帯(約8,000円〜10,000円)
- カファレル:イタリアの老舗、絵本のようなデザイン
- ブボ バルセロナ:芸術的なスペインチョコ
- リンツ:48個入りで豊富なフレーバー
ミドル価格帯(約13,000円〜15,000円)
- ラ・メゾン・デュ・ショコラ:パリの洗練された気品
- ピエールマルコリーニ:世界のカカオを味わう
- ル ショコラ ドゥ アッシュ:日本の繊細さ
プレミアム価格帯(約17,000円〜)
- ピエール・エルメ:香りの魔法と多彩なスイーツ
その他注目ブランド
- ガレー:ベルギー王室御用達、フェアトレードカカオ
- カフェタッセ:ベルギーチョコの美食詰め合わせ
アドベントカレンダー選びの3つのポイント
アドベントカレンダーを選ぶ際は、以下の3つのポイントを意識すると失敗しません。
デザインで選ぶ
クラシカルな雰囲気なら「カファレル」「ラ・メゾン・デュ・ショコラ」。
モダンで華やかなデザインなら「ブボ バルセロナ」「ピエール・エルメ」がおすすめです。
味のバリエーションで選ぶ
多彩なフレーバーを楽しみたいなら「リンツ」や「ピエール マルコリーニ」。
チョコ以外のスイーツも味わいたい方は「ピエール・エルメ」を。
ブランドの世界観で選ぶ
ヨーロッパの伝統を感じたいなら「カファレル」「ガレー」。
日本の繊細さを求めるなら「ル ショコラ ドゥ アッシュ」がおすすめです。
まとめ
1万円を超える高級アドベントカレンダーは、決して安い買い物ではありません。しかし、12月の毎日に小さな幸せを届けてくれることを考えれば、その価値は十分にあると言えるでしょう。
1年間頑張った自分へのご褒美として、あるいは大切な人への特別な贈り物として。毎朝開ける小さな窓の向こうには、きっと素敵な出会いが待っています。
外装のデザインで選ぶもよし、中身の内容で選ぶもよし、ブランドの世界観で選ぶもよし。あなたの心がときめくアドベントカレンダーを見つけて、2025年最後の月を特別な時間で満たしてみてはいかがでしょうか。
今年のクリスマスシーズンが、甘くて上品で、心が温まる時間になりますように。

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