寒い冬の時期、小さな子どもを連れての観光は天候に左右されて計画が立てにくいもの。外出先での移動や寒さ対策に悩む親御さんも多いのではないでしょうか。
そんなときこそ、ホテル内の設備だけで1日楽しめる宿泊施設が便利です。温水プールやキッズスペース、体験プログラムなど、館内アクティビティが充実していれば、天候を気にせず家族でゆっくり過ごせます。
本記事では、関東エリアで子連れファミリーにおすすめの「1日ホテルステイ」が叶う宿泊施設を12軒厳選してご紹介します。
冬の子連れ旅行でホテルステイがおすすめな理由
天候に左右されない安心感
冬は雪や雨など天候が不安定になりがち。せっかく観光地へ出かけても、悪天候で予定が台無しになることも。ホテル内で完結する滞在なら、天気を気にせず計画通りに楽しめます。
移動の負担を最小限に
小さな子ども連れの移動は、荷物も多く体力的にも大変です。ホテル内で過ごせば移動のストレスが減り、親子ともにリラックスした時間を過ごせます。
年齢に合わせた遊び場が充実
今回紹介するホテルには、赤ちゃん向けのベビールームから小学生が楽しめるアクティビティまで、年齢別の設備が整っています。きょうだいがいても、それぞれが満足できる環境です。
プール&スパで遊び尽くす!アクティブ派向けホテル
体を動かすのが大好きなお子様連れにぴったり。季節を問わず楽しめる温水プールや温泉施設が自慢のホテルをご紹介します。
龍宮城スパホテル三日月(千葉県木更津市)
ウォータースライダーのある屋内プールは、子どもたちに大人気のアトラクションです。「お祭りランド」と呼ばれるエリアには、ゲームコーナーやキッズスペースが集まっており、三世代での旅行にも最適でしょう。
東京湾を一望できる展望大浴場も魅力のひとつ。冬の澄んだ空気の中、富士山が見えることもあります。
おすすめポイント
- 全天候型の屋内プールとウォータースライダー
- お祭りランドでゲームやイベントが楽しめる
- 東京から車で約60分のアクセスの良さ
ヒルトン小田原リゾート&スパ(神奈川県小田原市)
10種類もの温水プールが楽しめる「バーデゾーン」は圧巻の一言。流れるプールやジャグジーなど、年齢を問わず家族全員が満喫できます。
プールで遊び疲れたら、ボウリングやカラオケで気分転換するのもおすすめです。遊びの選択肢が豊富なので、1泊2日でも飽きることはありません。
おすすめポイント
- 10種類の温水プールで1日中遊べる
- ボウリングやカラオケなど多彩なアクティビティ
- 箱根エリアへのアクセスも便利
日光きぬ川ホテル三日月(栃木県日光市)
ウォータースライダー付きの全天候型「ガーデンスパ」に加え、水着で入れる温泉「おぷーろ」が人気の施設です。2024年に新設されたキッズルームには、絵本やおもちゃが充実しています。
日光の自然に囲まれた立地ながら、天候を気にせず過ごせる充実の設備が魅力でしょう。
おすすめポイント
- 全天候型プールと水着で入れる温泉
- 2024年新設のキッズルーム
- 日光観光の拠点としても便利
星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳(山梨県北杜市)
全長60メートルの巨大温水プール「イルマーレ」は、波のプールやキッズエリアを完備。イタリアの高級リゾート地をイメージした施設デザインで、非日常感を存分に味わえます。
ピーマン通りと呼ばれる施設内の通りには、ショップやレストランが立ち並び、ヨーロッパの街を散策しているような気分になれるでしょう。
おすすめポイント
- 全長60mの波のプール「イルマーレ」
- イタリアンリゾート風の洗練された空間
- 四季折々の自然を感じられる立地
屋内施設が充実!のんびり派向けホテル
プールだけでなく、室内での遊びや体験プログラムも重視したいファミリーにおすすめ。年齢に合わせた遊び場や、親子で参加できるアクティビティが充実したホテルを集めました。
ホテルグリーンプラザ軽井沢(群馬県吾妻郡)
隣接する「軽井沢おもちゃ王国」へは無料シャトルバスで移動できます。ホテル内にも赤ちゃん専用ルームやキッズプレイルームなど、年齢別の遊び場が完備されているのが特徴です。
冬季は雪遊びエリアも開放され、都心では体験できない雪国ならではの遊びも楽しめるでしょう。
おすすめポイント
- 軽井沢おもちゃ王国に隣接(シャトルバス無料)
- 年齢別のキッズスペース完備
- 冬は雪遊びも満喫できる
リゾナーレ那須(栃木県那須郡)
日本初の「アグリツーリズモリゾート」として、農業体験と宿泊が融合した施設です。森の中にある全天候型施設「POKO POKO」には、大きなプレイエリアやカフェがあり、自然を感じながらのびのび過ごせます。
冬でも屋内で快適に過ごしながら、自然との触れ合いを大切にしたい方に最適でしょう。
おすすめポイント
- 全天候型施設「POKO POKO」で自然を感じる
- 農業体験などの食育プログラム
- 子どもの成長を促すアクティビティが充実
ホテルエピナール那須(栃木県那須郡)
通年利用できる室内温水プールに加え、親子で参加できるクラフト教室などの体験プログラムが豊富です。季節ごとに内容が変わるため、何度訪れても新しい発見があります。
広々としたロビーやラウンジも、ゆったりとした時間を過ごすのにぴったりでしょう。
おすすめポイント
- 室内温水プール完備
- 季節ごとに変わる体験プログラム
- 広々とした館内でゆったり過ごせる
オーパークおごせ(埼玉県入間郡)
キャンプやグランピングで知られる施設ですが、キッズパークやライブラリー、水着で入れるお風呂など、屋内施設も充実しています。アウトドアとインドアの両方を楽しめる複合リゾートです。
都心から約1時間というアクセスの良さも、気軽に訪れやすいポイントでしょう。
おすすめポイント
- キッズパークやライブラリーなど屋内施設充実
- アウトドアとインドアの両方を楽しめる
- 都心から約1時間の好アクセス
プライベート空間で特別な体験ができるホテル
周りを気にせず家族だけの時間を大切にしたい、そのホテルならではの特別な体験をしたいファミリーにおすすめです。
那須高原 TOWAピュアコテージ(栃木県那須郡)
プライベート感を重視するなら、コテージタイプの宿泊施設が最適です。室内プールや屋内遊び場「キッズパーク」も完備されており、別荘感覚で寛げます。
周囲を気にせず、子どもたちが自由に過ごせる環境は、小さなお子様連れに特におすすめでしょう。
おすすめポイント
- プライベート感のあるコテージタイプ
- 室内プールとキッズパーク完備
- 周囲を気にせず家族だけの時間を満喫
箱根小涌園 天悠(神奈川県足柄下郡)
全室に露天風呂が付いた贅沢な温泉宿です。プライベートな空間で、冬の雪見風呂を楽しめるのは特別な体験になるでしょう。
お部屋で温泉に入れるため、赤ちゃんの温泉デビューにも最適な環境が整っています。
おすすめポイント
- 全室露天風呂付き
- 冬は雪見風呂を楽しめる
- 赤ちゃん連れでも安心のプライベート空間
鴨川シーワールドホテル(千葉県鴨川市)
水族館「鴨川シーワールド」に直結しており、宿泊者限定の生き物とのふれあいプログラムは特別な思い出になります。海を望む温泉やキッズルームも完備され、水族館と温泉の両方を満喫できるでしょう。
天候に関係なく1日中楽しめる水族館は、冬のお出かけ先として理想的です。
おすすめポイント
- 鴨川シーワールドに直結
- 宿泊者限定のふれあいプログラム
- 海を望む温泉とキッズルーム完備
亀の井ホテル 筑波山(茨城県つくば市)
2024年4月にリブランドオープンした新しい施設です。アスレチックネットなどを備えた「キッズルーム デラックス」は、子どもたちに大人気のスペースとなっています。
関東平野を見渡す絶景温泉も魅力のひとつ。冬の晴れた日には、遠く富士山まで望めることもあるでしょう。
おすすめポイント
- 2024年リニューアルの新しい施設
- アスレチックネット付きキッズルーム
- 関東平野を一望できる絶景温泉
冬のホテル選びで押さえたい5つのポイント
子連れで冬のホテルを選ぶ際、チェックしておきたいポイントをまとめました。
1. 屋内施設の充実度
天候に左右されない屋内プール、キッズスペース、体験プログラムなどが充実しているかを確認しましょう。施設の種類が多いほど、子どもが飽きずに過ごせます。
2. 年齢に合った遊び場
赤ちゃん専用ルーム、幼児向けプレイエリア、小学生向けアクティビティなど、お子様の年齢に合った施設があるかをチェックしてください。
3. 温泉・お風呂の設備
冬は温泉でゆっくり温まりたいもの。貸切風呂や客室露天風呂があれば、周囲を気にせず家族だけで入浴できます。
4. 食事の対応
離乳食の提供、アレルギー対応、子ども向けメニューの充実度など、食事面での配慮も重要なポイントです。
5. アクセスと駐車場
冬道の運転が心配な場合は、高速道路から近い、または駅からシャトルバスがあるホテルを選ぶと安心でしょう。駐車場が屋内にあれば、雪の日も車の出し入れが楽になります。
よくある質問
Q1. 冬のホテル宿泊で持っていくと便利なものは?
A. 以下のアイテムがあると快適に過ごせます。
- 水着(プール利用時)
- 防寒着(移動時や屋外散策用)
- 子ども用の遊び道具(待ち時間用)
- 保湿クリーム(暖房で乾燥するため)
Q2. 何歳から楽しめますか?
A. 多くのホテルには赤ちゃん向けの設備も整っています。ただし、プールやアクティビティには年齢制限がある場合も。事前にホテルへ確認することをおすすめします。
Q3. 冬休みやお正月の予約はいつから?
A. 人気ホテルは2〜3ヶ月前から予約が埋まり始めます。特に年末年始は早めの予約が確実でしょう。
Q4. 悪天候でもチェックイン・チェックアウトはスムーズ?
A. 多くのホテルでは屋内駐車場やエントランス付近への車寄せスペースがあります。事前に確認しておくと安心です。
Q5. 連泊する場合の割引はありますか?
A. 多くのホテルで連泊プランや早期予約割引を用意しています。公式サイトをチェックしてみましょう。
まとめ:冬だからこそホテルステイを楽しもう
冬の子連れ旅行は、外出先の選択肢が限られがち。しかし、屋内施設が充実したホテルなら、天候を気にせず家族みんなが笑顔で過ごせます。
温水プールで思いきり遊んだり、家族だけの温泉でゆったりしたり、特別な体験プログラムに参加したり。ホテルの中だけで完結する1日は、意外と贅沢で充実した時間になるでしょう。
この冬は、お気に入りのホテルを見つけて、家族の素敵な思い出を作ってみませんか。













コメント