鉄フライパンを使うとゴキブリが出るという話、聞いたことがある方もいるかもしれません。
ですが筆者自身、8年間鉄フライパンを使い続けてきて、実際にフライパンそのものでゴキブリを見たことは一度もありません。
この記事では、鉄フライパンにゴキブリが寄ってくる理由や、寄せ付けないための具体的な対策、そして鉄フライパンの魅力について実体験をもとにわかりやすく解説します。
「鉄フライパンってちょっと不安かも」と思っている方も、この記事を読めば安心して使えるようになりますよ。
筆者が使用しているおすすめの鉄フライパンはこちら▼
鉄フライパンにゴキブリは出るのかを実体験から解説
鉄フライパンにゴキブリは出るのかを実体験から解説します。
①鉄フライパン自体に誘引効果はない
②ゴキブリは油や食べ残しに反応する
③正しい手入れと保管でゴキブリは防げる
④実体験:8年間フライパンでゴキブリを見なかった理由
それでは、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
①鉄フライパン自体に誘引効果はない
まずはっきりさせておきたいのは、鉄フライパンそのものにはゴキブリを引き寄せる効果はまったくないということです。
ネット上では「鉄フライパンにするとゴキブリが出た」といった声も見かけますが、それは鉄だからというより、使用後の状態に問題があることが多いです。
鉄は自然素材で、プラスチックのような人工的な匂いもしないため、ゴキブリにとって特別な魅力はありません。
つまり、鉄フライパンを使うだけでゴキブリが出るというのは誤解なんですよ。
問題は、使い方や手入れ方法にあるんです。
②ゴキブリは油や食べ残しに反応する
ゴキブリが鉄フライパンに寄ってくるとしたら、それは表面に残った「油」や「食材の匂い」が原因です。
鉄フライパンは使用後に油を塗ってお手入れすることが一般的ですが、その油を多く塗りすぎたり、拭き取りが甘いと、それが匂いを発してゴキブリを引き寄せることがあるんですよ。
特に夏場など湿気が多い時期は、少しの匂いでもゴキブリのセンサーに引っかかります。
これは鉄フライパンに限らず、普通のフライパンやお皿でも同じことなんです。
だからこそ、使い終わった後のちょっとしたひと手間がすごく大切なんですよね。
③正しい手入れと保管でゴキブリは防げる
ではどうすればいいかというと、簡単なコツを押さえれば大丈夫です。
まず、使用後に塗った油はキッチンペーパーなどでしっかり拭き取ってください。
その上でフライパンを軽く再加熱して、表面の水分や匂いを飛ばすとかなり効果的ですよ。
保管する時は、ビニール袋やフタ付きのケースに入れることで、ゴキブリが寄りにくくなります。
さらに、収納場所はなるべく高所にして、湿気の少ない場所を選びましょう。
鉄フライパンの手入れって最初は面倒に感じるかもしれませんが、慣れるとルーティン化して、逆に気持ちよく感じますよ。
④実体験:8年間フライパンでゴキブリを見なかった理由
ここで、筆者自身の実体験をお伝えしますね。
私は鉄フライパンをかれこれ8年使い続けていますが、驚くことに「フライパンの上でゴキブリを見たことは一度もありません」でした。
もちろん、最初の引っ越し時にはゴキブリ対策をしていなかったこともあって、台所で2回ほど遭遇しましたが、フライパンそのものには出ませんでした。
その後、ゴキブリキャップとホイホイを家の外や部屋の隅に設置したところ、ぱったりと見かけなくなったんです。
この経験から言えるのは、「鉄フライパンを正しく使っていれば、ゴキブリを心配する必要はない」ということ。
手入れと保管、そして家全体の環境を整えることで、ゴキブリは十分防げますよ。
鉄フライパンを使うなら知っておきたい対策5選
鉄フライパンを使うなら知っておきたい対策5選についてご紹介します。
①使用後は油を拭き取り清潔に
②ビニール袋や箱で密封保管する
③置き場所を高所にするのも有効
④定期的に洗剤洗いでリセット
⑤ゴキブリホイホイなどで家全体もガード
それぞれの対策を具体的に解説していきますね。
①使用後は油を拭き取り清潔に
鉄フライパンを使ったあとに残る「油」、これがゴキブリを引き寄せる最大の原因なんです。
お手入れで油を塗るのは必要なことですが、塗りすぎたまま放置すると匂いが立ってしまいます。
そこで大事なのは、油を塗った後に余分な分をしっかり拭き取ること。
できれば軽く再加熱して油を焼き切るようなイメージで処理すると、表面はサラッと仕上がり、ゴキブリも寄りつきにくくなりますよ。
特に夏場など湿気が多い時期は、このひと手間が大きな差を生みます。
②ビニール袋や箱で密封保管する
使用後の鉄フライパン、どこにどう保管していますか?
実はフライパンをそのまま棚に入れていると、空気中の油分の匂いが広がってゴキブリを呼び寄せることがあるんです。
そこでおすすめなのが、ビニール袋やフタ付きのボックスで密封して保管する方法です。
匂いをシャットアウトできるだけでなく、湿気やホコリも防げるので一石二鳥。
段ボールで代用することもできますが、段ボールは湿気を吸いやすく、ゴキブリの住処になりやすい素材です。
長期的には、専用のケースやフタ付きのプラスチック容器などを使った方が、より衛生的で安心ですよ。
③置き場所を高所にするのも有効
意外と見落としがちなのが「フライパンの収納場所」。
ゴキブリは高い場所にはあまり登らない性質があります。
なので、キッチン下の引き出しやコンロ下ではなく、上の戸棚などの高所にしまうだけで予防効果があるんです。
特に密封保存と組み合わせると、さらに安心感がアップしますよ。
ちょっとした工夫で、ゴキブリ対策の精度がグッと高まります。
④定期的に洗剤洗いでリセット
「鉄フライパンは洗剤で洗っちゃダメ」と言われることもありますが、それはあくまで毎回の話。
定期的に、たとえば月に一度くらいは洗剤でリセット洗いするのが逆に効果的なんですよ。
古い油や焦げ付きなど、通常の手入れでは落としにくい汚れを除去することで、匂いの発生も抑えられます。
洗剤洗いの後は、しっかり乾かしてから再度油を塗っておけば問題なし。
清潔を保つことで、ゴキブリだけでなく衛生面でも安心できますよ。
⑤ゴキブリホイホイなどで家全体もガード
どれだけフライパンの手入れを完璧にしても、家のどこかにゴキブリがいれば本末転倒です。
そこで並行して行いたいのが、部屋全体のゴキブリ対策。
私の体験でも、ゴキブリキャップやホイホイを部屋の隅や屋外に設置したことで、出現率がゼロになりました。
とくに侵入経路になりやすい換気扇の近くやシンク下には、必ず設置するようにしてください。
鉄フライパンの手入れ+家の対策、この両輪がうまく機能すれば、ゴキブリは確実に減りますよ。
鉄フライパンを安心して使える理由と魅力まとめ
筆者が使用しているおすすめの鉄フライパンはこちら▼
鉄フライパンを安心して使える理由と魅力まとめについてご紹介します。
①鉄フライパンは高温調理に強く長持ち
②自然素材で安心、化学加工が不要
③育てる楽しみがある
④使い続けるほど美味しくなる
それでは、鉄フライパンの魅力をひとつずつ深掘りしていきましょう。
①鉄フライパンは高温調理に強く長持ち
鉄フライパンの一番の魅力は、なんといっても「高温調理に強い」ことです。
強火でガンガン加熱しても変形しにくく、炒め物や焼き物にはピッタリなんです。
テフロンなどのコーティング系のフライパンとは違って、劣化して剥がれる心配もありません。
しっかり手入れすれば10年、20年と使い続けることができるので、むしろ「一生モノ」といえる調理道具なんですよ。
コスパ的にも優秀で、買い替えの手間やコストが減るのは大きなメリットですね。
②自然素材で安心、化学加工が不要
鉄フライパンは、化学的なコーティングが施されていない「自然素材」でできています。
そのため、高温で加熱しても有害物質が出る心配がなく、調理の安全性がとても高いんです。
小さなお子さんがいる家庭や、オーガニック志向の人にとっては安心感のある選択になりますよ。
また、使い込むほどに油がなじんで自然と「ノンスティック」状態になるのも特徴。
自分だけのフライパンに育っていく感じが、愛着につながっていくんです。
③育てる楽しみがある
鉄フライパンは「使えば使うほど味が出る」道具です。
毎日の手入れで油が染み込み、少しずつ色が変わり、焦げ付きにくくなる過程が楽しめるんですよ。
この「育てる感覚」が、鉄フライパンの醍醐味なんですよね。
決して手間ばかりではなく、手入れも段々とルーティン化してくるので、むしろ「自分だけの相棒」としての存在感が増してきます。
料理が好きな人なら、その魅力にどっぷりハマること間違いなしです。
④使い続けるほど美味しくなる
鉄フライパンで焼いたお肉や野菜、味が一段と美味しくなると感じたことはありませんか?
実はこれ、鉄が持つ高い蓄熱性と熱伝導性のおかげなんです。
熱が均一に伝わるから、表面はカリッと、中はジューシーに仕上がるんですよ。
しかも、油がなじんでいくことで、食材がこびりつきにくくなり、余計な水分が飛ばしやすくなるんです。
つまり、使い込むほどに調理のレベルも自然と上がっていくってわけです。
家庭の料理を、ちょっとだけプロっぽくしたいなら、鉄フライパンは本当におすすめですよ。
キッチンでのゴキブリ対策の基本
キッチンでのゴキブリ対策の基本について解説します。
①侵入経路をふさぐ
②餌になるものを残さない
③見かけたら即ホイホイ&キャップ設置
④部屋全体の清掃と換気を徹底
どれも簡単な方法ばかりなので、今日からでも始められますよ。
①侵入経路をふさぐ
ゴキブリの侵入を防ぐ第一歩は、「そもそも入ってこさせない」ことです。
特に新居では、排水溝、換気扇、エアコンの隙間、窓やドアの隙間などが盲点になりやすいです。
これらの隙間には、防虫ネットやテープ、パテなどを使ってしっかりふさぐのが効果的です。
また、玄関やベランダのドアも夜間はしっかり閉めるようにしてください。
ゴキブリは1mmの隙間があれば入ってくると言われているので、油断大敵ですよ。
②餌になるものを残さない
ゴキブリが最も好むのは「食べ残し」や「食品カス」です。
キッチンで調理した後は、必ず作業台やコンロ周りを拭き取り、食べカスを残さないようにしましょう。
特に夜寝る前に掃除しておくと、ゴキブリが活動する時間帯に餌がない状態になります。
また、シンクの中に汚れた食器を溜めっぱなしにするのもNGです。
食べ物を密閉容器に入れて保存する習慣をつけるだけでも、ゴキブリの発生率はグッと下がりますよ。
③見かけたら即ホイホイ&キャップ設置
一度でもゴキブリを見かけたら、すぐに対策を打つことが大切です。
おすすめなのが「ゴキブリホイホイ」と「毒餌タイプ(ゴキブリキャップ)」の併用。
ホイホイで目に見えるゴキブリを捕まえ、キャップで巣ごと駆除するというダブル効果が狙えます。
私の実体験でも、これを実施した後は家の中でまったく見かけなくなりました。
設置場所は、冷蔵庫の下、シンク下、電子レンジの裏など、暖かくて暗い場所がベストです。
④部屋全体の清掃と換気を徹底
キッチンだけでなく、部屋全体の清掃と換気も重要なポイントです。
特に床やカーペットの上に落ちた食べかすやホコリも、ゴキブリにとってはごちそうです。
週に1回は掃除機と水拭きを徹底して、清潔な状態をキープしましょう。
また、空気がこもって湿度が高くなると、ゴキブリが好む環境になります。
こまめな換気や、必要に応じて除湿器を使うのも有効な対策になりますよ。
鉄フライパン選びで後悔しないためのポイント
鉄フライパン選びで後悔しないためのポイントをご紹介します。
①購入前にメンテナンスの手間を理解
②収納方法や使う頻度もチェック
③口コミや実体験を参考にする
④初心者向けの商品も増えている
購入前のちょっとした確認が、長く満足できる買い物につながりますよ。
①購入前にメンテナンスの手間を理解
鉄フライパンは使うたびに油を塗ったり、焦げ付き対策をしたりと、多少の手間がかかります。
この手間を「面倒」と感じるか、「育てる楽しみ」と捉えられるかが満足度を大きく左右します。
お手入れが必要な理由や流れを事前に調べておくと、「こんなはずじゃなかった」と後悔することも少なくなりますよ。
また、手入れが苦手な方には「シーズニング済み」の商品や、比較的手間の少ないモデルを選ぶのもおすすめです。
無理せず、自分のライフスタイルに合ったものを選んでくださいね。
②収納方法や使う頻度もチェック
鉄フライパンはやや重く、サイズも大きめのものが多いので、収納場所に注意が必要です。
使いやすい場所に収納できるかどうかを、購入前にしっかり確認しましょう。
また、毎日使うのか、週末だけ使うのかで選ぶべきサイズや重さも変わってきます。
頻繁に使うなら軽めで扱いやすいモデル、たまに使うだけならしっかりした厚みのあるタイプが長持ちしておすすめです。
収納スペースやライフスタイルに合うかをイメージしながら選ぶのがポイントですよ。
③口コミや実体験を参考にする
ネット上にはたくさんのレビューや体験談が載っています。
特に「何年も使っている人」の声は非常に参考になります。
私自身も、購入前に「8年間使ってトラブルなし」といった声を見て、安心して決断できました。
どんな手入れが必要だったか、ゴキブリ対策で困ったことはないかなど、リアルな声には学びがたくさん詰まっています。
できればSNSやブログなど、生の意見を探してみてくださいね。
実際にこれを使って満足しています!

④初心者向けの商品も増えている
最近では、初心者でも扱いやすい鉄フライパンも増えてきました。
たとえば「シーズニング不要」「サビにくい特殊加工済み」といった製品があり、従来の鉄フライパンのハードルを大きく下げてくれています。
これから鉄フライパンデビューしたい方にとっては、こうした商品を選ぶとストレスが少なくて済みますよ。
一歩踏み出すのにピッタリな商品が多いので、「ちょっと使ってみたいな」という気持ちを後押ししてくれるはずです。
ぜひ自分にぴったりの1枚を見つけてくださいね。
まとめ
鉄フライパンにゴキブリが出るかどうかは、フライパンそのものの性質ではなく、「使用後の手入れ」と「保管方法」がポイントになります。
油をしっかり拭き取り、密閉保管し、家全体の環境を整えることで、ゴキブリの心配は大きく減ります。
私自身の実体験からも、適切な対策をしていればフライパンには全く出ませんでした。
鉄フライパンは調理性能も高く、長く使える魅力的な道具です。
ぜひ、この記事で紹介した対策を参考に、安心して鉄フライパン生活を楽しんでくださいね。
私が使用しているおすすめの鉄フライパンはこちら▼
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