読書感想文が苦手…そんなお子さんにこそ試してほしいのが「オーディブル(Audible)」です。
この記事では、オーディブルを使って感想文を書くメリットや具体的なステップ、そして学年別のおすすめ作品まで、親子で役立つ情報をわかりやすくまとめました。
聴く読書から入ることで、「読みたい」「書きたい」という気持ちが自然と育つはずですよ。
初めての方も、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
実は、うちの子どもも読書が苦手で、小学6年生のときの読書感想文にかなり悩んでいました。
なかなか本を読む気になれなかったんですが、Audibleで『星の王子さま』を聴いたことで、「このお話、ちゃんと読みたいかも」と感じたようなんです。
そこから紙の本を買って、改めて読み込み、無事に感想文を書き上げることができました。
それがきっかけで、他の本も聴くようになり、図書館で続きを借りたりして、少しずつ活字にも親しむようになりました。
読書が苦手な子にとって、耳から入れるAudibleは、本の世界に入る入り口としてとても効果的なんだなと実感しました。
目も疲れにくいですし、親が先に聴いて「これ、どう?」と勧められるのも、すごく良いなと思っています。
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オーディブルが読書感想文におすすめな5つの理由
オーディブルが読書感想文におすすめな5つの理由を紹介します。
- ①本を読むのが苦手な子でも取り組みやすい
- ②聴いてから読むことで理解が深まる
- ③忙しい家庭でもスキマ時間に活用できる
- ④感情豊かなナレーションが感想につながる
- ⑤親が事前に聴いて勧められる
それでは、ひとつずつ解説していきますね。
①本を読むのが苦手な子でも取り組みやすい
読書が苦手な子って、文字を見ただけで気が重くなってしまうことがありますよね。
でもオーディブルなら、耳から物語を聴くだけなので、気軽に物語の世界に入っていくことができます。
目を動かさずに理解が進むので、最初のハードルを下げるにはピッタリなんです。
文字に対する抵抗感がある子どもでも、「聴く読書」からなら自然に入りやすいんですよ。
最初は聴くだけでもいい、という柔らかい入り口があるのはとても大きなメリットですね。
②聴いてから読むことで理解が深まる
一度耳で内容を聞いてから本を読むと、「あ、この場面覚えてる!」という気づきが生まれます。
これはとても重要で、内容を「なんとなく知ってる」状態にしておくことで、文章への理解がぐっと深まるんです。
つまりオーディブルは「予習ツール」としても優秀なんですよ。
読みながら「あ、ここがポイントかも」と思えるようになると、感想文の材料も自然と集まっていきます。
理解→共感→言葉にするというステップが取りやすくなるので、書きやすさにもつながるんです。
③忙しい家庭でもスキマ時間に活用できる
共働き家庭や習い事で忙しい子にとって、「本を開く時間を作る」のは結構大変です。
でもオーディブルなら、朝の準備中や車の中、寝る前など、ちょっとした時間でも使えます。
耳で聞くだけなので、家族で共有しながら楽しむこともできますし、読書に対する敷居が下がるんですよね。
「何度も聞ける」こともポイントで、繰り返し聞くうちに自然と内容が頭に入ってきます。
無理なく「読書量」を増やせるのが、オーディブルの大きな魅力です。
④感情豊かなナレーションが感想につながる
オーディブルはプロのナレーターが朗読しているので、登場人物の感情がとても伝わりやすいです。
声のトーンや間の取り方で、物語の雰囲気や緊張感がぐっとリアルになるんです。
子どもが「このセリフ、ぐっときた」と感じやすくなることで、自然と感想につながっていきます。
つまり、感情移入しやすくなるので、自分の思いを言葉にしやすくなるんですよね。
これは読書感想文にとって、とても大きなアドバンテージです。
⑤親が事前に聴いて勧められる
オーディブルは親も一緒に聴けるので、「この本どうかな?」と子どもに勧めやすくなります。
本の内容を事前に把握できるから、テーマや内容が重すぎないかの確認もできて安心です。
子どもが「どれを選べばいいか分からない」と迷っているときも、親が方向づけしてあげられるんですよね。
家庭内でのコミュニケーションのきっかけにもなるので、一緒に感想をシェアできるのも良い体験になります。
「一緒に聴いて、一緒に考える」姿勢が、子どものやる気にもつながります。
低学年におすすめのAudible作品と感想文に使える理由
低学年では、シンプルなストーリーと、感情の動きがはっきりしている物語が感想文に向いています。
ここでは、Audibleで聴けて、初めての感想文にも書きやすい3つの作品を表で紹介します。
作品名 | 内容の特徴 | 感想文の書きやすさ |
---|---|---|
手袋を買いに | キツネの子が一人で人間の町へ出かける感動物語 | 親のやさしさや、勇気を出す気持ちが伝わりやすい |
ピノッキオ | ウソをついてしまう人形が、本当の人間になるまでの冒険 | 失敗と成長の物語で、自分の体験に置き換えやすい |
フランダースの犬 | 少年と犬の深い絆と、夢を追い続ける姿に心を打たれる | 「かわいそう」「感動した」などの気持ちを素直に表現しやすい |
いずれも物語の構造がシンプルで、子どもが「気持ち」を感じやすい作品です。
Audibleの公式サイトで、作品の概要やレビューを見ながら、お子さんと一緒に選ぶのもおすすめです。
高学年におすすめのAudible作品と感想文に使える理由
高学年になると、物語を深く読み取り、心に残ったことを自分の言葉で表現する力が育ちます。
そんな時期の子どもに合った、感想文にぴったりのAudible作品を5つ厳選してご紹介します。
作品名 | 内容の特徴 | 感想文の書きやすさ |
---|---|---|
二分間の冒険 | 時間を超えて成長する少年のファンタジー冒険 | 「自分だったらどうするか?」を自然に考えられる |
銭天堂 | ふしぎなお菓子屋で起こる1話完結の不思議な物語 | 「自分ならどう使う?」など書き方の自由度が高い |
霧のむこうのふしぎな町 | 少女が不思議な町で出会いを通して成長する物語 | 不思議な世界に入り込んで、共感をもって書きやすい |
星の王子さま | 大人と子ども、それぞれの視点で読める哲学的作品 | 「大切なことって何?」と考えさせられるテーマが多い |
モモ | 時間を盗まれた世界を救う少女の物語 | 「時間の使い方」など、生活に直結するテーマが書きやすい |
それぞれテーマ性が明確で、読んだあとに考えが浮かびやすい作品ばかりです。
気になるものがあれば、Audibleの公式サイトでサンプル音声も確認してみてくださいね。
オーディブルで感想文を書く手順5ステップ
オーディブルを使って感想文を書くときは、ちょっとした順番を意識するだけでグッと書きやすくなります。
耳で聴いて、心で感じて、文字にするまでの5ステップを紹介します。
- ①気になる作品を親子で選ぶ
- ②Audibleでまず耳から聴く
- ③印象に残った場面をメモする
- ④紙の本や電子書籍で再確認
- ⑤自分の言葉で書き始める
①気になる作品を親子で選ぶ
まずは「このお話、気になるかも!」と思える作品を選ぶことが大切です。
親がサンプルを聴いて、子どもの性格や好みに合いそうなものをいくつか提案してあげると、選びやすくなります。
実際、私も事前にいくつか作品をAudibleで聴いてみて、「これとこれならどう?」と子どもに候補を伝え、最終的に本人が決めました。
星の王子さまとモモで迷っていたんですが、耳で聴いたときに王子さまの世界観がしっくりきたようで、そちらを選びました。
こうして一緒に選ぶことで、「自分で選んだ本だから最後まで聴こう」という気持ちも育っていくのを感じました。
表紙やタイトルだけではピンとこないこともあるので、Audibleの紹介ページやレビューも一緒にチェックすると安心です。
「どれにしようか?」と話しながら選ぶことで、読書のワクワク感が生まれますよ。
②Audibleでまず耳から聴く
本を読むのが苦手な子でも、耳で聴くことで物語にスッと入っていけます。
とくに低学年や本嫌いな子は、目より耳のほうがずっと集中しやすいんです。
最初は1回全部聴かなくてもOK。1日15分くらい、寝る前などに少しずつ聴くのもおすすめです。
声優さんやナレーターが読み上げてくれるので、登場人物の感情や雰囲気も自然に伝わります。
「なんだか楽しい!もっと知りたい!」と感じたら、大成功です。
③印象に残った場面をメモする
聴きながら、特に印象に残ったセリフや場面をメモしておきましょう。
「ここ好きだった!」「びっくりした!」「悲しかった……」など、一言だけでもOKです。
後で感想文を書くとき、「あれ、どこが良かったんだっけ?」となりがちなので、メモがあると本当に助かります。
お子さんが小さい場合は、親がメモをとってあげるのも良い方法です。
メモがあると、「書けない…」という気持ちも減って、スムーズに書き始められますよ。
④紙の本や電子書籍で再確認
耳で全体を理解したら、今度は目でもう一度確認してみましょう。
感想文に書きたい場面やセリフを探したり、正確な言い回しをチェックするのにとても役立ちます。
最初に聴いて内容をつかんでおくことで、読むことに対するハードルもグッと下がります。
「ここだ!」と思ったところには付箋を貼っておくと、あとで書くときに便利ですよ。
Audibleだけで完結させず、紙の本や電子書籍と組み合わせるのが成功のコツです。
⑤自分の言葉で書き始める
いよいよ感想文のスタート!
「おもしろかった」だけじゃなく、「なんでおもしろかった?」「どこが心に残った?」を意識して書くと、説得力が出ます。
PREP法(結論→理由→具体例→再結論)を意識すると、文章にまとまりが出ておすすめです。
・ぼくはこの本を聞いて◯◯だと思いました。 → なぜなら◯◯だったからです。 → たとえば、△△の場面では… → だから、◯◯だと思いました。
大人が少しサポートしてあげれば、ちゃんと形になります。
自分の感じたことを自分の言葉で書く経験は、必ず次の読書にもつながっていきますよ。
まとめ|オーディブルで読書感想文が書けた小学生向け作品一覧
学年区分 | 作品名 | 感想文の書きやすさ |
---|---|---|
低学年 | 手袋を買いに | 親の愛情・勇気に共感しやすい |
低学年 | ピノッキオ | 失敗と成長が子どもに響く |
低学年 | フランダースの犬 | 友情や夢への気持ちが素直に表現できる |
高学年 | 二分間の冒険 | 自分だったら…と考えやすい冒険物語 |
高学年 | 銭天堂 | 選択と結果がテーマで自由に書ける |
高学年 | 霧のむこうのふしぎな町 | 成長と出会いの物語で共感を得やすい |
高学年 | 星の王子さま | 哲学的テーマを子どもなりに考えやすい |
高学年 | モモ | 時間の使い方を生活と結びつけて書ける |
読書感想文は、ただ「書く課題」ではなく、子どもが何かを感じ、考え、言葉にする貴重な経験です。
オーディブルを使えば、その入り口をぐっと広げてあげることができます。
聴く→感じる→読む→書くというステップを通じて、本が好きになる子どもが1人でも増えるといいなと思います。
作品によってはAudibleで配信されていない場合もありますので、事前にAudible公式サイトでご確認ください。
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